先輩社員に聞く

Round-table Discussion

現在の仕事内容を教えてください

M・Wさん
入社して1ヶ月、私はマシニング加工に携わっています。先輩社員の丁寧な指導を受けながら、機械操作を日々学んでいます。まだ見様見真似で、メモを取りながらの作業です。
M・Sさん
私は仕上げ加工のひとつの工程である「磨き」を担当しています。表面の凹凸を少なくし、光沢のある状態へ仕上げます。見た目を美しく仕上げる工程です。「磨き」は、単に見た目を良くするだけでなく、サビや汚れの付着防止、摩擦抵抗の低減など、様々な効果があります。
N・Kさん
仕上げ加工における「バリ取り」が私の仕事です。機械加工で処理しきれない極小のバリや突起の除去を手作業で丁寧に仕上げます。拡大鏡を駆使し、爪楊枝などで製品表面を撫で、微細な引っかかりをチェックしています。
H・Sさん
私は総務部で労務・経理を担当しています。給与計算や社会保険の手続きなど業務は多岐に渡ります。サンテックは社員のワークライフバランスを重視しており、様々な制度やサポート体制を用意しています。私もこれらの制度を活用しながら、仕事と家庭を両立させています。
Y・Yさん
生産管理グループは、製品を計画的に生産、出荷するための指示係です。お客様からの受注内容を正確に把握し、生産計画に基づいて、各工程への指示書を作成し、製造現場に指示を行います。外注管理やスケジュール管理も私たちのグループが担っています。

入社動機を教えてください

M・Wさん
前職は、製造業ではなく製図関係だったのですが、学生時代に学んだ機械の仕事に就きたいと思い直し、サンテックへ転職しました。会社見学をさせてもらった時の印象は、機械加工の工場としてはキレイ目だなと思ったのと、スタッフ同士がすごく仲が良さそうに話していたこと。前職場ではあまり見たことのないシーンだったので、その雰囲気の良さが決め手となりました。
M・Sさん
前職場の友人が先にサンテックに転職をしていて、サンテックいいよって紹介されました。その時点で辞めようと考えていたわけではなかったのですが、緩めの仕事に張り合いがないなと感じていたので、ちょうどよいタイミングだったのかもしれません。手先の器用さにも自信があったので、よい転職ができたと思っています。
N・Kさん
私も紹介で入社しています。製造2グループのYさんの奥様と知り合いだったのですが、私が前職を辞めた際に、そのことをYさんに話してくれて、面接、工場見学させてもらう流れに。経験したことのない仕事だったので、不安もあったのですが、合わなかったらそれでもいいよ、と言ってもらえたことでチャレンジできました。男性の多い職場に勤めたこともなかったので、それも不安のひとつでしたが、心配はすべて杞憂でした。
H・Sさん
学校では簿記を学び、事務職を希望していました。当時、就職氷河期の影響で求人は極端に少なく、特に事務職は募集が少なかったのですが、サンテックから求人が出ているよと先生から勧められ、入社に至っています。
Y・Yさん
就職活動に際しては、この仕事じゃなきゃダメというのは正直ありませんでした。あまり手先が器用ではないので、製造の現場は無理だったかもしれませんが、縁あって入社したサンテックは、私にとってはとても楽しく、居心地のよい場所でした。

人間環境や社風について教えてください

M・Wさん
直属の上司は年齢も近いですし、話しやすくわからないことも質問しやすい環境です。最初に工場見学させてもらった時の印象となんら変わりないです。たくさんの図面を見たり、完成した製品を見たりするのも楽しいです。
M・Sさん
上司は的確なアドバイスをくれ、一緒に問題解決に向けて取り組んでくれる心強い存在です。「磨き」はどこまで追求するかが難しく、とりあえずここまではやってみたんですが、まだ精度は上げられますか?という確認が常です。いつもまだいけると言われてしまいますが…。上司のレベルにはまだまだ到達できませんが、目指すべき指針です。
N・Kさん
「バリ取り」もその製品が求める加工品質次第でその必要性と精度が変わります。迷ったら直ぐに上司に確認して判断を仰ぎます。最終的には絶対チェックは入れてもらうようにしています。ベテランの方たち同士が、こうした方がもっとイイとか、品質追及の話をしていますが、その探求心にはいつも脱帽です。
H・Sさん
サンテックは勤続年数の長い社員が多く、年齢構成の幅も広いです。世代を超え、お互いを尊重しながら、和気あいあいと仕事をする社風は、昔も今も変わらないと聞いています。女性社員の割合は15%ぐらいでしょうか。有給休暇は取りやすいほうだと思います。子どもの急な体調不良などの際にも融通が利きますので、子育て世代には優しい会社です。
Y・Yさん
働き方としては、社員に技能検定の取得を推進していることはアピールしたいです。なんといっても国家資格ですから。自身で目標を立ててチャレンジする人もいますが、技術があっても、資格取得にあまり興味のない人もいます。そんなスタッフには、会社からチャレンジを促してあげることもあります。今では入社3年目以降の約70%の社員が、国家技能士として働いています。

今後の目標について教えてください

M・Wさん
まだ、自身の成長計画を立てられるには至っていないですが、何年でどこまで一人立ちできるとか、資格取得できるとかは本人の気概次第なんだなということは理解できました。機械操作についての技術の差はあまり出にくいと思いますが、プログラムの知識やセンタードリルの選び方など、経験値と学習深度、判断能力を高めていきたいです。
M・Sさん
図面の読み方がまだよくわかっていないので、その習得が課題です。図面には、表面粗さ、仕上げ方法、研磨材(砥石、研磨紙、研磨剤)などの情報が記載されています。これらの情報に基づいて適切な研磨方法を選択することができれば、自身で解決できることが増えると思っています。仕上がりを左右する「磨き」は奥深いです。
N・Kさん
バリの形状や材質によって、適切な工具や方法は変わります。ベテランの先輩たちは、長年の経験と知識に基づいて、それぞれのワークに合った最適なバリ取り方法を瞬時に判断することができます。私もいつか、迷うことなく最短ルートのバリ取り方法を見極められるようになりたいです。
H・Sさん
労務関係は令改定などもあり、知識のアップデートが必要です。且つ正確性とスピードが求められる仕事です。会社を前進させる縁の下の力持ちとして責任は重大ですが、やりがいもひとしおです。社員の増加に伴い、人事、経理、労務の業務量は増えてきましたが、日々邁進していきたいと思います。
Y・Yさん
今、私が取り組んでいることは、社内のシステムを誰もが使いやすいものへと進化させることです。特に集中しているのは、工程管理システムの改善。現場作業員も日報処理などを通して活用できるよう、使いやすさを追求した設計を考えています。オリジナルの機能追加や改善を行い、誰もが迷わず操作できる環境を目指します。